メタバース時代の市民参加の到達点

昨晩、ツナグでは 株式会社ホロラボさん主催の「メタバース時代の市民参加の到達点」のワークショップ報告会を、ツナグでオンライン視聴しました。

ツナグ中の人が、ホロラボさんと薄く繋がっており、このイベントが流れてきたときは、「ぜひ聞いてみたい!」と綾瀬駅前開発のモヤモヤとかけて、ツナグの勉強会として立ち上げました(ホロラボさんの許可を得て)。

そして、たくさんの気づきがありました。
結局は、「市民の力(知識とか経験とか地域への思いとか)」、だなと。
そして、行政と市民の思いには、悪意はないけど当然にギャップが存在するのだな、と改めて感じました。
そこを丁寧に埋める作業をされた「東京都立大学 饗庭(あいば)先生が、お見事!と思いました。

ギャップがあることが前提で、
市民と行政(と開発事業者)とのすり合わせに、デジタル技術を使う、ということが、こんなにも有効なんだな、と感じました。

「試しにここにビルを建ててみたら、、」
「その場合の人流は?」
「豪雨になった場合」
とかのシュミレーションが容易いし、
「ここの景色は残したい!」
「この丘を利用したパークができないかな」
という市民の直感的な感覚もデータに残せる。
市民への情報の共有や共通認識が、劇的に早く・確実にできるということ。

ただ、技術に寄りすぎず(技術を理解する時間がかかるとか、お年寄りを置いてきぼりにしてしまいがち、とか)
まだハードがソフトに追いついていない(データ処理能力が遅いとか)の問題はあるけど、確実に市民と行政との距離が縮まり、時間もお金も、できてしまった後のミステイクも少なくなるな、と感じました。